Nゲージ車両 首都圏私鉄(京急と東急を除く)
ここでは、私が所有するNゲージ車両のうち、首都圏私鉄の車両を紹介します。
ただし、京浜急行と東急電鉄は、別室にて紹介いたします。
小田急電鉄デハ2200形
新宿から小田原方面へ路線を持つ小田急電鉄の、初期のカルダン駆動車です。
1954年に登場した当時としては、先進的な技術が数多く採用されていました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第3弾の車両で、保有する4両すべてをNゲージ化しました。
内容は、動力ユニットや金属車輪の装着やパンタグラフの交換のほか、カプラーのKATOカプラー化、屋上配管の色入れを行いました。
うち2両は、先頭部にも、KATOカプラー密連形を装着していますので、最大4両編成で運転することができます。
2007年12月29日UP
北総鉄道7000系
千葉ニュータウンの北総鉄道で活躍していた7000系は、独特の前面形状から、げんこつ電車の名で知られていました。
北総鉄道の路線だけではなく、京成電鉄、東京都営浅草線、京浜急行電鉄にも乗り入れて運用されていましたが、現在は、老朽化により、全車両引退しています。
模型は、マイクロエースの製品で、付属のステッカーを貼っただけではなく、屋上配管に色入れをして、ドアのモールドにスミ入れを行いました。
また、中間カプラーは、KATOカプラーに換装しています。
2008年7月2日UP
東京都交通局5300系
東京都営地下鉄浅草線で活躍する車両で、1991年(平成3年)に営業運転が開始されました。京浜急行電鉄や京成電鉄、北総鉄道にも乗り入れて運用されています。
模型は、マイクロエースの製品で、クーラーやドアのモールドにスミ入れをし、屋上配管に色差しをしたほか、中間連結器をマイクロカプラー化しました。
2012年9月24日UP
北総鉄道9100系
北総開発鉄道(当時)の路線延伸に伴って、1994年(平成6年)秋に導入された電車です。現在は、千葉ニュータウン鉄道が所有し、北総鉄道が管理しています。
模型は、マイクロエースの製品で、1次車をモデルにしています。中間連結器をマイクロカプラーに換装したほか、クーラーのモールドにスミ入れをして、屋上配管に色差しをしています。
2014年7月14日UP
西武鉄道371系電車
国鉄クモハ11形400番台の払い下げを受けて導入した車両で、1959年(昭和34年)から1965年(昭和40年)にかけて竣工しました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第4弾の車両で、クモハ377とクハ1331をそれぞれ2両ずつNゲージ化しました。
内容は、動力ユニットや金属車輪の装着、パンタグラフの交換のほか、屋上配管への色差しと連結器のKATOカプラー化を行っています。
また、車番は、クモハ、クハとも、1両は、車番を変更しています。
当模型鉄道には、4両所属しているうえ、うち2両の車両は先頭部にもKATOカプラーを装着していますので、最長4両編成で運転することができます。
2014年7月14日UP
西武鉄道451系電車
クモハ471
クハ1472
クハ1660
西武鉄道では初の両開き扉とアルミユニットサッシを採用した系列の電車です。1959年(昭和34年)から製造されました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第7弾の車両で、わたしが購入した車両4両をNゲージ化しました。
内容は、動力ユニットや金属車輪の装着、パンタグラフの交換のほか、屋上配管への色差しと連結器のKATOカプラー化を行っています。
また、クモハ471のうち1両は、車番を変更しています。
当模型鉄道の車両は、最長4両編成で運転することができます。
2014年7月14日UP
西武鉄道9000系電車・幸運の赤い電車(RED LUCKY TRAIN)
西武鉄道9000系は、1993年(平成5年)から1999年(平成11年)にかけて製造された4扉の電車で、廃車になった101系電車の機器を再利用して作られました。
そのため、登場時は、抵抗制御車でしたが、のちに機器更新が行われ、現在は、全編成とも、VVVF制御方式になりました。
車体は、2000系電車とほぼ同じ仕様の普通鋼製で、新造時は、全編成とも、黄色塗色でしたが、うち1編成が、2014年(平成26年)、京急の電車とほぼ同じ赤基調の塗色に変更されました。
その編成は、「RED LUCKY TRAIN」と呼ばれています。
模型は、グリーンマックスから発売されていた製品で、ベンチレーターなどの屋上機器の塗装や、クーラーへのスミ入れ、屋上配管への色差し、中間連結器のKATOカプラー化や貫通幌の取り付けなどを行いました。
2017年8月15日UP
東武鉄道7300系電車
東武鉄道7300系は、第二次世界大戦直後の混乱期に国鉄63系電車の形状そのままで投入された6300系を、1952年(昭和27年)に改造・改番して誕生しました。
その後、7800系電車と同様の車体に更新され、通勤輸送に大活躍しました。
しかし、のちに高性能車が誕生し増備されるのに従い、走行性能や接客サービス面で見劣りが目立つようになり、1984年(昭和59年)までに、全車両引退しました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第9弾の製品で、わたしは、シークレットのモハ7329を含む4両を所有しています。
うち1両へ動力を組み込んだほか、残りの3両の車両は走行用パーツセットによる金属車輪化などを行っています。
また、パンタグラフの換装、連結器のKATOカプラー化、貫通幌の取り付けなども行いました。
2017年8月15日UP
東武鉄道7800系電車
東武鉄道で活躍した7800系電車は、7300系電車を基に、東武鉄道独自の設計により、1953年(昭和28年)に誕生しました。
1961年(昭和36年)までに、164両製造され、細部の仕様の違いなどから、いくつかのグループに分類されます。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第23弾に含まれていた車両で、量産グループであるモハ7820形グループがプロトタイプとなっています。
モハ7820形に動力ユニットを組み込み、クハ820形をトレーラー車にしたほか、中間連結器のKATOカプラー化や屋上配管への色差しなどを行っています。
2020年7月3日UP
東武鉄道5050系電車
東武鉄道で使用されていた7800系電車の車体更新車として、1980年(昭和55年)に登場しました。
登場時、非冷房だった5000系とは異なり、本系は製造当初から冷房装置が搭載されていました。
首都圏の大手私鉄最後の吊り掛け駆動の旅客車両でしたが、2007年(平成19年)までに全車廃車となり、姿を消しました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第27弾の車両で、モハ5550形に霜取り用のパンタグラフが増設された後の2両編成がプロトタイプとなっています。
モハ5550形に動力ユニットを組み込み、クハ5650形をトレーラー車にしたほか、パンタグラフの換装、中間連結器のKATOカプラー化などを行っています。
2022年6月27日UP
小田急電鉄1800形電車
第二次世界大戦後に国鉄63系電車の製造割り当てを受けた車両で、小田急電鉄では、初の20m級車体の大型車両となり、ラッシュ時などには重用されました。
しかし、加速性能が低いことなどから、1981年(昭和56年)までに、全車廃車となり、秩父鉄道へ譲渡されました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第9弾の車両で、1967年(昭和42年)から施工された体質改善工事後の姿がプロトタイプとなっています。
デハ1800形のうち1両には動力ユニットを組み込んだほか、中間連結器をKATOカプラーの密連形に換装しています。
また、デハ1800形、クハ1850形のうち各1両は運転台側にもKATOカプラーを装着していますので、4両編成での運転もできます。
貫通路には、トミックス製の幌枠を取り付けたほか、パンタグラフも交換しています。
2022年6月27日UP
小田急電鉄1600形電車
小田急電鉄が東京急行電鉄(大東急)へ合併されていた1942年(昭和17年)に登場した車両で、小田急線初の自動加速車でした。
窓の天地寸法を大きくとった半鋼製車体を備えていました。
1969年(昭和44年)までに廃車になり、主電動機などは、4000系電車に流用されました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第6弾の車両で、1963年(昭和38年)以降の塗色が黄色と青色の2色塗りに変更されたあとの姿がプロトタイプとなっています。
デハ1600形のうち1両に動力ユニットを組み込んだほか、デハ1600形のパンタグラフの換装、デハ1600形のうち1両とクハ1650形2両の車輪の金属車輪化、貫通幌の取り付け、中間連結器のKATOカプラー化などを行っています。
また、デハ1600形のうち1両とクハ1650形のうち1両は、運転台側にもKATOカプラーを取り付けていますので、最大4両編成で運転することができます。
2023年3月5日UP
西武鉄道401系電車
西武鉄道の411系電車を冷房化と主要機器の換装による高性能化改造を施して誕生した形式で、改造後は、701系列の増結用として使用されていました。
一時期は、池袋線系統での運用もありましたが、後の701系列の新宿線系統への集中配備により、池袋線系統の運用からは撤退しました。
新宿線への集中配備後も、主に701系列の増結用として運用されていましたが、単独で多摩川線などでの運用にも使用されていた時期がありました。
その後、新2000系、6000系、9000系などの後継車両に代替される形で、701系列の廃車が進行するにつれて、401系電車も西武鉄道から次々と引退し、1997年(平成9年)までに全編成が除籍され、形式消滅しました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第27弾と鉄道コレクションの401系421編成2両セットの車両で、4両中1両に動力ユニットを組み込んだほか、それ以外の3両は車輪を走行用パーツセットの金属車輪に交換のうえ、ウエイトを載せています。
また、パンタグラフの交換、屋上配管への色差し、屋上クーラーへのスミ入れ、連結器のKATOカプラー化なども行っています。
なお、先頭車のうち2両は、運転台側にもKATOカプラーを装着していますので、4両編成での運転が可能です。
ただし、実際にそのような編成での運用があったのかは確認していません。
2024年1月26日UP
西武鉄道・新101系電車263編成
西武鉄道の101系電車は、1969年(昭和44年)、西武秩父線用に登場した20m級車体の3扉車です。
山岳路線を走行するため、抑速ブレーキと発電ブレーキを備え、高出力の主電動機を搭載しています。
1979年(昭和54年)以降に製造された車両は、高運転台となり、前面などのデザインが大きく変更されていて、初期の低運転台仕様の101系電車と区別するため、新101系と呼ばれています。
かつては、本線系統などでの運用がありましたが、新101系は、2004年度(平成16年度)から、廃車が始まり、4両編成のワンマン運転対応改造車のみが、支線用などにわずかに残るのみとなっています。
その中でも、263編成は、4両全車両がモーター車で編成されていて、営業列車のほか、牽引車としても使用されています。
模型は、トミーテックが発売していた鉄道コレクションの車両で、屋上ベンチレーター撤去前の姿がプロトタイプになっています。
中間車のうち1両に動力ユニットを組み込んだほか、それ以外の3両は車輪を走行用パーツセットの金属車輪に交換のうえ、ウエイトを載せています。
また、パンタグラフの交換、屋上配管への色差し、屋上クーラーへのスミ入れ、中間連結器のKATOカプラー化などを行っています。
2024年1月26日UP
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