Nゲージ車両 関西の私鉄


ここでは、私が所有するNゲージ車両のうち、関西(主に京阪神)の私鉄車両を紹介します。
ただし、阪急電鉄、能勢電鉄、近畿日本鉄道の車両は、別室で紹介します。





京阪電気鉄道3000系電車






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京阪電鉄で活躍する特急用車両です。
かつては、京阪の特急の主力車両でしたが、8000系の投入、増備により、次々と廃車になり、1編成のみ残されることになりました。
残された1編成は、中間車のうち1両が2階建てに改造されるなど、大掛かりな更新工事が行われて、現在も活躍中です。
模型は、マイクロエースの製品で、中間カプラーをKATOカプラー化し、ヘッドマークに付属のシールを貼った以外は、製品のままです。

南海50000系電車




関西空港方面の特急「ラピート」に使用されている車両です。
模型は、マイクロエースの製品です。
中間カプラーをKATOカプラー化した以外は、製品のままです。

南海21000系電車




南海高野線の山岳区間で使用されていた車両で、ズームカーの名で知られていました。
現在は、南海からは引退し、一部の車両は、一畑電鉄や大井川鉄道に譲渡されています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第3弾の車両で、動力ユニット装着や金属車輪化のほか、パンタグラフ交換、中間連結部のKATOカプラー化、屋上配管の色入れを行いました。
2007年5月17日UP

京阪電気鉄道8000系電車








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京阪電鉄の特急の主力車両です。
オールクロスシートのテレビカーとして親しまれてきましたが、現在、リニューアル工事により、テレビの撤去と一部ロングシート化、塗色変更が行なわれていて、伝統あるブラウンとオレンジの塗装の車両は、見納めになるのも時間の問題になっています。
模型は、マイクロエースの製品で、中間カプラーのKATOカプラー化と、屋上配管への色入れを行なったほか、出町柳寄り先頭車の例のピンクの表示を、調色した塗料で塗りつぶして消す作業も行ないました。
2009年4月30日UP

阪神電気鉄道8000系電車





大阪の梅田と神戸の三宮とを結ぶ阪神電鉄の優等列車に使用されている車両です。登場時は、朱色とクリームの塗色でしたが、現在は、リニューアルが進みオレンジ基調の塗色に変わりつつあります。
模型は、マイクロエースの製品です。クーラーのモールドにスミ入れをしたほか、屋上配管に色差しをし、中間連結器をTNカプラー化しています。また、先頭車の貫通扉のモールドへのスミ入れも試みましたが、製品は彫が浅くて難しいため、片側の先頭車にのみでやめました。
製品付属の種別表示と行き先表示のステッカーは、直通特急・阪神梅田を選びました。
2012年9月24日UP

阪神電気鉄道3301形電車



阪神3301形電車は、両運転台の急行用車両で、車体の下半分を朱色に塗った急行色とオデコ2灯のヘッドライトに貫通式前面 という、以後の阪神電車の標準的なスタイルを確立した形式でした。片運転台の3501形とともに、主に本線急行用に活躍しましたが、両運転台の構造から、武庫川線でも使用されました。
1986年(昭和61年)には、阪神からは引退し、京福電鉄福井支社(現在のえちぜん鉄道)に譲渡されました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第5弾の車両で、所有する2両の車両のうち1両を動力化しました。もう1両は走行化パーツセットでトレーラー車両にしています。
また、両車両とも片方の連結器を台車マウント式のTNカプラーに換装しています。
そのほか、パンタグラフの換装、片方の車両の車番の変更、クーラーや屋上機器への塗装や色差しなどを行いました。
2012年9月24日UP

京阪電気鉄道5000系電車



京阪電車の5000系は、日本初の片側面に5扉を有する車両として、1970年(昭和45年)に誕生しました。
5扉車ですが、3扉車としても使用できる構造になっています。
登場時は、車体の上半分がライトグリーン、下半分がダークグリーンの塗色でしたが、現在は、上半分をダークグリーンにしたうえ、窓下の大半をホワイトとし、その間にライトグリーンの帯を配した新塗色になっています。
模型は、マイクロエースの製品で、4次車の旧塗色時代がモデルとなっています。付属のステッカーを貼っただけではなく、中間連結器をTNカプラー化したほか、ドアとクーラーにスミ入れをし、屋上配管に色差しをしました。
なお、種別と行先は、普通の淀屋橋にしました。
2017年7月8日UP

京阪電気鉄道800系電車



京阪の800系は、1997年(平成9年)に京津線用として登場した車両で、京都市営地下鉄東西線との直通運転開始にあわせて導入されました。
全編成とも3扉車4両編成になっています。
模型は、マイクロエースの製品で、付属のステッカーを貼っただけではなく、ドアへのスミ入れ、屋上配管への色差し、クーラーへのスミ入れを行なったほか、全車とも、室内灯を取り付けました。
なお、中間連結器は、製品のアーノルドカプラーのままです。
2017年7月8日UP

山陽電気鉄道3050系電車



山陽電鉄の3050系電車は、1972年(昭和47年)から1985年(昭和60年)まで製造された車両で、同社の3000系電車をベースに増備の途中で、別形式扱いで誕生しました。登場時から冷房機器を搭載しています。
現在も、山陽電鉄本線の普通列車などで活躍しています。
模型は、マイクロエースの製品で、新塗装の新マーク付きの仕様で模型化されています。付属のステッカーを貼っただけではなく、ドアへのスミ入れ、中間連結器のTNカプラー化を行っています。
2017年7月8日UP

京阪電気鉄道600形電車・2次車





京阪電鉄石山坂本線で活躍する2両編成の小型車両で、1984年(昭和59年)に誕生しました。
実車は、非冷房車だった260型の車体を流用しながら、新たに製造された運転台や台車、機器を組み合わせて作られました。
同車の誕生により、石山坂本線と京津線の冷房化などのサービス改善が図られました。
現在は、京津線の運用からは撤退し、専ら石山坂本線で使用されています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第17弾の車両で、2次車の旧塗色時代がプロトタイプとなっています。
わたしは、2編成分購入したので、所有する全車両をNゲージ化しました。
奇数番車両に、付属のアンテナを取り付けたほか、屋上ランボードの塗装、屋上配管への色差し、パンタグラフの換装、動力ユニットの組み込み(偶数車)、トレーラー車の走行用パーツセットの金属車輪へ交換(奇数車)、中間連結器のKATOカプラー化などを行っています。
また、うち1編成は、車番も変更しています。
2021年2月21日UP

京阪電気鉄道600形電車・1次車



京阪電鉄の京津線及び石山坂本線用に、300型の車体を流用しながら作られた車両で、1984年(昭和59年)に誕生しました。
現在は、京津線の運用からは撤退し、専ら石山坂本線で運用されています。
2次車以降の編成とは異なり、前面窓が平窓になっています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、旧塗色時代がプロトタイプとなっています。
奇数番車両に、付属のアンテナを取り付けたほか、屋上ランボードの塗装、屋上配管への色差し、パンタグラフの換装、偶数番車両への動力ユニットの組み込み、奇数番車両の金属車輪化、中間連結器のKATOカプラー化などを行っています。
2022年8月2日UP

京阪電気鉄道600形電車・鉄道むすめラッピング仕様



京阪電鉄600形電車のうち4次車の619+620の編成は、2014年(平成26年)に、「鉄道むすめ」のキャラクターのラッピングが施されたことがありました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両をNゲージ化したものです。
奇数番車両に、付属のアンテナを取り付けたほか、屋上ランボードの塗装、屋上配管への色差し、パンタグラフの換装、偶数番車両(620)への動力ユニットの組み込み、奇数番車両(619)の金属車輪化、中間連結器のKATOカプラー化などを行っています。
2022年8月2日UP

山陽電気鉄道700形電車



太平洋戦争で打撃を受けた山陽電鉄が、車両増備のため、運輸省の指導の下、モハ63形電車の割当を受けて、1947年(昭和22年)に導入した車両です。
標準軌唯一の63系電車として知られていました。
誕生時は800形と称していましたが、後に改番が行われ、700形となりました。
その後、一部の車両を除き、新製車体に台車や主要機器を転用して2700系になりましたが、702と709の2両に対しては、1964年(昭和39年)に、700形の形式で車体更新が実施され、全金属製の車体となり、神戸高速鉄道に乗り入れも可能になりました。
しかし、2700系に更新されなかった700形は、702と709の2両を除いて、1969年(昭和44年)までに廃車になりました。
その後、700形は、702と709の2両編成1本のみが残りましたが、それも1977年(昭和52年)に廃車になりました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第9弾の車両をNゲージ化したもので、702と709の1964年の車体更新後の姿がプロトタイプとなっています。
パンタグラフ付きの702に動力ユニットを組み込んだほか、パンタグラフの換装、709のトレーラー化、中間連結器のKATOカプラー化、貫通幌の取り付け、屋上ベンチレーターなどの塗装、屋上配管への色差しを行っています。
2023年1月23日更新

京都市交通局10系電車



1981年(昭和56年)の京都市営地下鉄烏丸線開業時に導入された電車で、当初は4両編成でしたが、後に6両編成化されました。
烏丸線全線のほか、近鉄京都線などにも乗り入れて運用されています。
後継の20系電車の導入により、初期の車両から引退が進んでいます。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、02編成の6両編成化後がプロトタイプとなっています。
中間車両のうち1両に動力ユニットを組み込み、ほかの5両をトレーラー化したほか、パンタグラフの換装、中間連結器のKATOカプラー化、貫通幌の取り付け、屋上配管への色差しなどを行っています。
2023年1月23日更新





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