Nゲージ車両 JR・国鉄車両(その他)
ここでは、私が所有するNゲージ車両のうち、JRや国鉄の車両を紹介します。
機関車、寝台車両、大阪地区・普通・快速電車、岡山地区・普通・快速電車、キハ40系気動車は、別室で紹介します。
JR西日本105系電車・広島支社仕様
広島支社の105系電車は、可部線や呉線、宇部線などで活躍しています。
この模型は、マイクロエースの製品で、ドアモールドにスミ入れをしたほか、屋上配管に色入れをしています。
カプラーは、ボディマウントTNカプラーに換装しています。
私の鉄道には、4両在籍していますので、2両から4両までの運転を楽しむことができます。
2006年6月20日UP
キハ55系
キハ26形0番台
キハ26形400番台
昭和30年代に準急用に誕生した車両です。
本来の準急列車のほか、急行列車や普通列車にも使用されましたが、JR発足前に全車引退しました。
模型は、ウインの未塗装キットを塗装、色入れなどをして組み立てたものです。
塗色は、急行色の雨どいの赤色が省略された姿としました。
カプラーは、TNカプラーと併結可能に加工したKATOカプラーに換装しています。
私の鉄道には、キハ26形0番台(バス窓)と、キハ26形400番台(キロからの格下車)が、各1両ずつ在籍しています。
2006年6月20日UP
皇室用客車1号編成
天皇陛下が乗車される「お召し列車」専用の車両です。
模型は、マイクロエースの製品です。
一部車両の車輪と集電板をトミックスのものに取り替えたほか、テールライトのレンズに色入れをしています。
2006年6月20日UP
JR東日本205系電車・仙石線2WAYシート仕様
クハ205-3103(石巻)
モハ205-3103(松島)
モハ204-3103(塩釜)
クハ204-3103(仙台)
仙石線で活躍する205系です。
実車は、山手線のE231系化で捻出された車両を改造したものです。
一部の編成は、クロスシートとロングシートの切り替えが可能な2WAYシートが装備されていて、観光客輸送と通勤客輸送の両方に威力を発揮しています。
2WAYシート車は、各車両ごとに異なるカラフルな帯色が特徴で、標準仕様の車両と容易に識別ができます。
模型は、ラウンドハウスから発売されていた製品で、クーラーやドアなどのモールドにスミ入れをしたり、屋上配管に色入れをしています。
行き先表示は、私が乗車したことがある列車と同じ「石巻」を選びました。
2006年10月23日UP
JR九州457系電車・九州色
九州南部のローカル運用で余生を送る交直流両用急行型電車です。
模型は、KATOの457系を塗装変更と小加工したものです。
ボディカラーは、アイボリーはGMの小田急アイボリーを、ブルーのラインはGMの青20号を吹き付けました。
屋根は、ベンチレーターを削り、穴埋めなどの修正を行なって、GMのねずみ色1号を吹き付けました。
中間車のクーラーは、Mrカラーの明灰白色(三菱系)で塗装しました。
無線アンテナは、銀河モデルのパーツです。
中間カプラーは、KATOカプラー密連形に換装しました。
2007年2月25日UP
国鉄キハ01
輸送量の少ないローカル線の合理化を図るために、1954年(昭和29年)、バス用部品を使用して、製造された気動車です。
総括運転ができなかったことと、ラッシュ時の輸送力不足から、比較的短い年数で、全車引退しました。
模型は、車体、ベンチレーターは、ペーパーによる自作です。
窓ガラスは、中古CDを包んでいた透明ビニールです。
カプラーは、KATOカプラーAタイプを車体に取り付ける、ボディマウント構造にしました。
下回りは、KATOのポケットライン用のものを幅を削って使用しました。
今となっては、TOMIXから、大変出来の良い製品が出ていますが、当時は、影も形もありませんでした。
2007年7月2日UP
国鉄キハ02
これも、キハ01に続いて、閑散ローカル線の合理化目的に製造された車両です。
他の国鉄型レールバスと同様の理由で、比較的短い年数で引退しましたが、ファンの間では、世代を超えて、知られている車両です。
窓割り、ドア数、ドア配置など、キハ01とは全く異なります。
模型は、車体とベンチレーターは、ペーパーによる自作です。
窓ガラスは、中古CDを包んでいた透明ビニールです。
カプラーは、KATOカプラーを車体側につけて、ボディマウントカプラーにしました。
下回りは、KATOのポケットライン用のものを幅を削って使用しました。
これも、今となっては、トミックスから、大変出来の良い製品がリリースされていますが、製作当時は、そのような製品は、影も形もなく、かなり昔に出ていた香港製の製品は、絶版になって久しかった頃です。
2007年7月2日UP
JR九州キハ71系・ゆふいんの森更新車
九州の久大本線で活躍する観光用の特急列車に使用されています。
パノラミックウィンドーやハイデッカー構造の客室で、車内から眺望を楽しむことが可能です。
2003年には、更新工事が行なわれ、併せてエンジンの換装も実施されました。
模型は、トミックスの製品で、ただ、付属パーツを取り付けただけではなく、室内灯の取り付けや、妻面のルーバーや乗務員扉へのスミ入れ、前面へのワイパーの取り付けも行いました。ワイパーは、TAVASAのロングアームワイパーを使用しました。
2008年7月2日UP
JR西日本キハ65系700番台・1700番台・エーデル鳥取
大阪と倉吉を福知山線経由で結んでいた特急『エーデル鳥取』は、急行型のキハ65形気動車を改造した車両が使われていました。『エーデル鳥取』廃止後も、使われていた車両はしばらくの間は残り、イベント列車などで使用されていましたが、老朽化のため、現在は引退しています。
模型は、マイクロエースの製品で、乗務員扉へのスミ入れや、中間連結器のTNカプラー化、室内灯の取り付けを行っています。中間に入るキハ65-711の運転台側をTNカプラー化する際には、カプラー、スカートともに加工が必要で苦労しました。
2012年9月24日UP
JR西日本12系客車・ユウユウサロン岡山
国鉄末期の1985年(昭和60年)に、急行型客車の12系を改造によって誕生したジョイフルトレインです。
登場から約8年間は、重厚なマルーン系の塗色でしたが、1993年(平成5年)のリニューアルで、塗色変更され、ピンク、オレンジ、ライトグリーンを用いた明るくカラフルな塗色になりました。
その後も、長年、団体列車などで活躍しましたが、老朽化のため、2011年(平成23年)に廃車になりました。
模型は、マイクロエースの製品で、リニューアル後の姿を模型化しています。
中間連結器をボディマウントTNカプラーに交換したほか、室内灯を取り付けました。
2014年8月3日UP
JR東日本205系電車・鶴見線仕様
神奈川県の臨海工業地帯を走る鶴見線は、2004年(平成16年)から2005年(平成17年)にかけて、従来使用されていた103系電車の置き換え用に、205系電車を投入しました。
実車は、元埼京線の車両と元山手線の車両から改造されています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、動力ユニット組み込みやトレーラー車両の金属車輪化、中間連結器のKATOカプラー化、パンタグラフの交換などを行いました。
また、クーラーのモールドにはスミ入れをし、屋上配管には色差しをしています。
2014年8月3日UP
JR東海119系5000番台
119系電車は、国鉄時代の1982年(昭和57年)から1983年(昭和58年)にかけて、飯田線で運用されていた旧型国電の置き換え用に製造されました。
普通鋼製車体の3扉車で、新造時は、水色の塗装に淡い灰色の帯の塗色でした。
JR発足後は、全車両がJR東海に承継され、塗色は、クリーム色の車体色にオレンジ色と緑色の2色帯に改められました。
また、前後して、冷房化改造が進められ、インバーター制御の冷房装置が搭載された車両は、5000番台に区分されました。
現在は、後継車両に置き換えれ、JR線からは姿を消していますが、一部の車両は、福井県のえちぜん鉄道に譲渡されて活躍しています。
模型は、かつてグリーンマックスから発売されていたキットで、5000番台製作に欠かせないインバータークーラーなども含まれていました。
組み立てに際しては、キットの箱の説明書きを参考にしましたが、クハ118を製作するときは、キット付属のトイレ窓付きの側板パーツ(切り継ぎが必要)は使用せず、プラシートで窓を埋めてからトイレ窓を開けて、トミックスの115系用のトイレ窓ガラスをはめ込みました。
塗装は、車体にはガイアカラーのアルティメットホワイトを吹いたあと、グリーンマックスの小田急アイボリー(現在の品名はアイボリーAです)を吹き、そのあと、帯色のオレンジ色と緑色を吹きつけました。
帯色のオレンジ色はグリーンマックスの黄かん色、緑色は緑2号と緑15号を混ぜて調色した色です。
前面窓周りの黒は、クレオスのMr.カラーの黒色です。
クーラーは、ガイアカラーのブライトシルバーで塗装しました。
塗装は、細部への色差しなどを除いて、エアブラシによる吹きつけです。
また、ヘッドライトとテールライトはTAVASAのパーツを取り付けたほか、前面窓には銀河モデルのワイパーを取り付けました。
中間カプラーは、KATOカプラー化しています。
2016年7月29日UP
JR西日本105系・桜井線・和歌山線仕様
桜井線や和歌山線で運行される105系電車は、国鉄時代に常磐緩行線で使用されていた103系1000番台から改造された車両が多く、福塩線などに投入された新造車とは異なり、4扉の車体になっています。
登場時は、クリーム色に朱色の帯色の車体色でしたが、現在は、青緑色1色の塗色になりました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、クモハ105形の動力化や、クハ105形への走行用パーツ(金属車輪など)の取り付け、パンタグラフの換装のほか、グリーンマックス製品の貫通幌の取り付けや、中間カプラーのKATOカプラー化、屋上配管への色差しなどを行っています。
2016年7月29日UP
JR西日本105系・桜井線・和歌山線仕様(青色)
桜井線や和歌山線で運行される4扉の105系電車は、登場時は、クリーム色に朱色の帯の車体でしたが、現在は、青緑色1色の塗色になっています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、WAU202型クーラーで冷房化され、霜取り用パンタグラフを装備した編成がプロトタイプになっています。
クモハ105形の動力化や、クハ105形への走行用パーツ(金属車輪など)の取り付け、パンタグラフの換装、グリーンマックスの貫通幌の取り付けや、中間カプラーのKATOカプラー化、屋上配管への色差しなどを行っています。
2016年7月29日UP
JR西日本105系・可部線仕様(黄色)
広島県の可部線では、国鉄時代に老朽化した旧型国電の置き換え用に105系電車が投入され、同線では、新造車の3扉車と103系からの改造車である4扉車が共存していました。
2016年3月のダイヤ改正で、広島地区で運用される普通電車の3扉車への統一が行われたことにより、JR広島支社の4扉の105系電車は運用を離脱しました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、4扉車の黄色1色の塗色へ変更された姿がプロトタイプになっています。
クモハ105形の動力化や、クハ105形への走行用パーツ(金属車輪など)の取り付け、パンタグラフの換装、グリーンマックスの貫通幌の取り付けや、中間カプラーのKATOカプラー化、、屋上配管への色差しなどを行っています。
2016年7月29日UP
JR東日本209系0番台・京浜東北線仕様
1992年(平成4年)、「重量半分・価格半分・寿命半分」を目標に開発されて試作された901系電車の量産車として、翌年1993年(平成5年)に誕生しました。
京浜東北線に投入された車両は、同線の103系電車の置き換えようとして製造され、全編成10両編成でした。
また、増備の途中からは、編成中1両が6扉車になったほか、既存の編成も1両が6扉車に置き換えられました。
2007年(平成19年)、後継車両のE233系への置き換えが開始され、2010年(平成22年)までに、全車両とも、京浜東北線からは撤退し、千葉支社の113系置き換え用に改造された車両を除いて、廃車になりました。
模型は、トミックスの製品で、中間連結器のTNカプラー化、室内座席への塗装、客用ドアの戸当たりゴムへの色差し、銀河モデル製の乗務員ステップの取り付けなどを行いました。
2018年2月1日UP
JR東日本205系・横浜線仕様
横浜線で活躍した205系電車は、1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)の間に投入され、同線で活躍していた103系電車を置き換えました。
投入時は、7両編成でしたが、1994年(平成6年)12月の大改正時に、6扉車を組み込んで、8両編成化されました。
2014年(平成26年)、E233系電車への置き換えが開始され、現在は、横浜線からは姿を消しています。
模型は、KATOの製品で、パンタグラフがシングルアーム化された晩年の姿がプロトタイプになっています。
付属パーツを取りつけて、付属ステッカーを貼るだけではなく、屋上クーラーへのスミ入れ、戸当たりゴムへの色差し、屋上配管への色差しなどを行いました。
2018年2月1日UP
JR東日本12系客車・高崎車両センター仕様
国鉄時代に波動輸送用として製造された12系客車は、本来の臨時列車、団体列車のほか、急行列車や普通列車などでも活躍していました。
製造当初から、全車両に冷房装置を搭載していました。
JR化後も、多くの車両が活躍しましたが、その後の老朽化や客車列車の減少などにより、現在は、イベント列車用にわずかな数を残して廃車になりました。
模型は、トミックスの製品で、オヤ12形を除く車両の中間連結器のTNカプラー化、スハフ12形とオヤ12形の連結面側のダミーのテールライトへの色差しなどを行いました。
2018年2月1日UP
JR西日本14系客車・サロンカーなにわ
ジョイフルトレインの「サロンカーなにわ」は、国鉄時代の1983年(昭和58年)に、波動輸送用客車の14系を改造により登場しました。
登場時は、深い緑色ベースに、窓周りと腰板部分の飾り枠が金色の塗色でしたが、1994年(平成6年)のリニューアルにより、金色だった部分は黄色になりました。
団体専用列車のほか、多客時の臨時列車や、お召列車などにも使用された実績があります。
模型は、トミックスの製品で、リニューアル後の姿がプロトタイプになっています。
各車両に別売りの室内灯を取り付けたほか、中間連結器をボディマウントのTNカプラーに換装しました。
2020年5月21日UP
JR西日本105系電車・K10編成・広島色
広島地区の可部線などで活躍した105系電車には、国鉄時代に103系電車から改造されたグループと新製車があり、前者は4扉車、後者は3扉車でした。
K10編成は、103系電車から改造された車両の編成でした。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両をNゲージ化したもので、K10編成の新広島色時代がプロトタイプとなっています。
白地の塗色に赤色と青色の帯から、鉄道ファンの間では、ゆうパックカラーとも呼ばれていました。
クモハ105-526に動力ユニットを組み込み、クハ105-11を金属車輪化などのトレーラー車両化したほか、中間連結器をKATOカプラーの密連形に換装しています。
クーラーのモールドにはスミ入れをしたほか、中間連結部分の貫通路には、貫通幌を取り付けました。
2020年5月25日UP
JR西日本105系電車・桜井線・和歌山線仕様
桜井線や和歌山線では、かつては、105系電車の4扉車が主力車両として活躍していました。
現在は、後継の227系1000番台への置き換えが完了し、桜井線及び和歌山線からは姿を消しています。
模型は、グリーンマックスの101系電車のキットをベースに、同社の103系改造パーツの前面やクーラーなどのパーツを組み合わせて、クモハ105形500番台とクハ104形500番台の編成を製作しました。
クリーム色の車体色に朱色の帯色の旧和歌山色のJR化後のトイレ設置改造後の姿をプロトタイプとしましたが、都合により、JRマークは省略しました。
車体色はガイアカラーのクリーム1号で、朱色の帯はガイアカラーの電脳戦機バーチャロンカラーの焔朱(ほむらしゅ)を、それぞれ、エアブラシで吹きつけました。
ヘッドライトやテールライトは、前面パーツのモールドを削り取り、TAVASAのパーツを取り付けたほか、前面ワイパー、スカートもTAVASAのパーツを使用しました。
動力ユニットは、トミックスの103系電車の旧製品用(現在は絶版)を使用しました。
前面のダミーカプラーは、KATOのASSYパーツのクハ103用を使用しました。
なお、中間連結期は、KATOカプラーの密連形に換装しています。
2020年5月25日UP
JR西日本105系電車・K5編成・体質改善30N更新車(黄色)
広島地区の可部線などで活躍した105系電車には、103系電車からの改造車のほか、新製車もあり、後者は3扉の車体のため、4扉の改造車とは容易に識別ができました。
後継の227系の登場により、現在は、広島地区からは姿を消しています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両をNゲージ化したもので、K5編成の体質改善工事が施されたうえ、車体色が黄色一色の瀬戸内地区地域統一色となった姿がプロトタイプとなっています。
クモハ105-19に動力ユニットを組み込み、クハ104-19をトレーラー車にするため、金属車輪化などを行っています。
中間連結器はKATOカプラーの密連形に換装したほか、貫通路には貫通幌のパーツを取り付けました。
2020年5月25日UP
JR西日本105系電車・K7編成・体質改善30N更新車(広島色)
広島地区で活躍した105系電車には、103系電車から改造された4扉車のほか、3扉の新製車もありました。
主に可部線や呉線で活躍しましたが、後継の227系の投入により、広島地区からは姿を消しました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、K7編成をプロトタイプとしています。
クモハ105-21には動力ユニットを組み込み、クハ104-21はトレーラー車にするため、金属車輪化などを行っています。
中間連結器はKATOカプラー密連形に換装し、貫通路には貫通幌のパーツを取り付けました。
2020年5月25日UP
JR四国121系電車
国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)に、予讃線と土讃線の一部区間が電化されたのにあわせて営業運転を開始した近郊型電車です。
全編成とも、クモハ121形とクハ120形の2両編成で、新製時、可能な限り、廃車になった車両の機器を再活用して、誕生しました。
トイレが設置されていないなどの理由から、瀬戸大橋線での運用に入ることはなく、専ら、四国内の電化路線の普通列車および快速列車で活躍しましたが、現在は、機器類などを更新し、内外装もリニューアルのうえ、7200系に形式変更されています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第26弾の車両で、クモハ121形には動力ユニットを組み込み、クハ120形はトレーラー車にするため、金属車輪化などを行っています。
屋上配管へ色差しをし、クーラーやドアの戸当たりゴムにスミ入れをしたほか、中間連結器をKATOカプラー密連形に換装し、貫通路には貫通幌のパーツを取り付けました。
2020年6月11日UP
JR西日本145系・配給電車
クモル145形とクル144形の2両で編成されている145系・配給電車は、国鉄時代、101系電車の改造名義で製造されました。
車両工場間の物品の輸送に使われています。
かつては、首都圏にも配置されていましたが、1990年代以降廃車になり、現在は、JR西日本・吹田総合車両所・京都支所に1編成が残るのみとなりました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクションの車両で、JR西日本に唯一残るクモル145-1015とクル144-15の編成がプロトタイプとなっています。
クモル145形に動力ユニットを組み込み、クル144形はトレーラー車にしました。
屋上配管へ色差しを行ったほか、中間連結器はKATOカプラー密連形に換装しています。
2020年6月11日UP
JR西日本381系電車・特急やくも・パノラマ編成
国鉄時代に誕生された381系電車は、日本国内初の振り子式の営業用車両です。
1973年(昭和48年)に、特急「しなの」に投入されたのを皮切りに、特急「くろしお」、特急「やくも」にも投入されました。
なお、同系が「やくも」で使用開始されたのは、1982年(昭和57年)の伯備線電化(同時に山陰本線の一部区間も電化)のときで、JR発足後、改造により、パノラマグリーン車が誕生し、塗色も変更され、「スーパーやくも」が誕生しました。
その後、「スーパーやくも」の愛称は廃止され、それに使われていた車両は、再度の塗色変更とリニューアル工事により、ゆったりやくものパノラマ編成に生まれ変わりました。
模型は、KATOの製品で、ゆったりやくもへ改造後のパノラマグリーン車を連結した編成がプロトタイプになっています。
各車とも、別売りの室内灯を取り付けたうえ、パンタグラフ付き車両などの屋上配管に色差しを行いました。
行き先表示を含んだ付属のステッカーも貼っていて、行き先は、出雲市を選びました。
2020年6月15日UP
JR西日本381系電車・特急やくも・ノーマル編成
伯備線の特急「やくも」で使用されている381系電車の編成には、パノラマグリーン車が連結されないノーマル編成もあり、その編成は、ゆったりやくもへのリニューアルの際、従来普通車だった出雲市寄りの先頭車がグリーン車になり、従来グリーン車だった中間車が普通車になりました。
さらに、岡山寄りの先頭車には、中間電動車・モハ381形を先頭車化改造したクモハ381形など、特徴ある車両が組み込まれています。
なお、381系電車は、既に、「しなの」「くろしお」などの運用からは撤退していて、2020年6月現在は、「やくも」の車両が、最後の活躍をしています。
模型は、KATOの製品で、ノーマル編成の増結時の姿がプロトタイプとなっています。
各車とも、別売りの室内灯を取り付けたほか、屋上配管のある車両には、配管への色差しも行っています。
また、行き先表示などの付属のステッカーも貼っていて、行き先は、岡山を選びました。
2020年6月15日UP
JR西日本281系電車・特急はるか
京都と関西空港とを新大阪、天王寺経由で結ぶ特急「はるか」の専用車両です。
1994年(平成6年)に、営業運転を開始した当初は、基本編成は5両編成でしたが、のちに普通車が1両増結されて6両編成になりました。
模型は、KATOの製品で、某鉄道模型店で購入した中古品です。
6両編成化されたあとの編成がプロトタイプになっています。
付属パーツなどは、前ユーザーにより取り付け済みになっていたので、わたしは、室内座席の塗装、室内灯の取り付け、屋上クーラーなどへのスミ入れを行いました。
2022年2月6日UP
JR西日本145系1000番台・牽引電車
クモヤ145形電車は、旧型国電改造の牽引電車の置き換えを目的に、国鉄時代の1980年(昭和55年)から、101系電車の改造名義で製作されました。
主電動機や電動発電機、台車などが、101系電車のものが流用されました。
JR西日本に継承された車両は、1999年度から、主電動機をMT46AからMT54系に交換する改造が施行され、その際、車番が現番号+1000となり、0番台だった車両は1000番台になりました。
JR西日本在籍の車両は、2021年度から廃車が始まっています。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第20弾のクモヤ145-4の車番を変更して、1000番台化したものです。
車番変更のほかには、付属パーツの取り付け、パンタグラフの交換、屋上配管への色差し、うち1両へ動力ユニットの組み込み、もう1両の車両のトレーラー化などを行いました。
2両とも、片側の連結器を台車マウントTNカプラーへ換装しています。
2022年2月6日UP
JR西日本12系客車・網干総合車両所宮原支所所属車
国鉄時代に団体輸送用に製造された12系客車は、JR化後も、多くの車両が継承され、団体列車や臨時列車のほか、急行列車や普通列車などでも活躍していましたが、客車列車の減少や老朽化などで廃車が進行し、原型に近い姿の車両は、JR西日本では、網干総合車両所宮原支所に6両残るのみとなりました。
同車は、北陸本線のSL列車「SL北びわこ号」などで使われていましたが、諸般の事情により、同列車の運転が終了した現在では、車齢も相まって、今後の動向が気がかりです。
模型は、トミックスの製品で、中間連結器をボディマウントのTNカプラーに換装したほか、スハフ12形の排気口や連結面のダミーのテールライトに色差しをしています。
2022年2月6日UP
JR西日本キハ181系気動車・特急はまかぜ仕様
国鉄時代の1968年(昭和43年)に、主に山岳路線の特急列車用に誕生した気動車です。
当時としては強力な500馬力のエンジンが搭載されていました。
誕生当初は、中央西線の特急「しなの」に使用されていました。
後に、奥羽本線の特急「つばさ」にも投入されましたが、中央西線や奥羽本線の電化後は、両列車とも、電車に置き換えられ、キハ181系気動車は、山陰地区や四国地区などの特急列車に転用されました。
同形式が、特急「はまかぜ」で使用開始されたのは、1982年(昭和57年)で、伯備線などの電化で、特急「やくも」の運用から退いた車両が転用されました。
1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に際しては、JR西日本とJR四国(JR四国所属車は1993年までに全車廃車)に承継され、JR西日本の車両は、その後も長らく国鉄色で、山陰地区の特急列車で活躍しました。
1998年(平成10年)に、「はまかぜ」で運用されていた車両は、塗色変更がされました。
ほかのキハ181系気動車が次々と引退していくなか、「はまかぜ」用の車両は、最後のキハ181系気動車として活躍を続けました。
しかし、2010年(平成22年)に後継車両のキハ189系気動車が誕生すると、「はまかぜ」の運用は置き換えられ、定期運用を失いました。
そして、2012年(平成24年)までに全車が除籍され、姿を消しました。
模型は、トミックスから発売されていた製品で、わたしは5両所有しています。
各車両とも、中間連結器をボディマウントTNカプラーに換装し、室内灯を取り付けています。
また、側面の行き先表示器には、ペンギンモデルのステッカーを貼っています。
2023年9月8日UP
国鉄62系電車
73系電車の車体更新で誕生した車両で、再利用した同系の台枠に、113系電車と似た車体が接合されていました。
車体色はスカ色でした。
1974年(昭和49年)に、4両編成が3本誕生し、身延線で使用されていました。
1984年(昭和59年)には、運用を離脱し、1986年(昭和61年)までに全車廃車となりました。
模型は、トミーテックの鉄道コレクション第9弾の車両で、わたしは2ボックス購入して、4両手に入れました。
先頭車のクハ66形、中間電動車のモハ62形とも、各1両は車番を変更しました。
先頭車のクハ66形は、2両ともグリーンマックスの台車を加工したものに交換しています。
使用した台車は、300番台にした1両がTR48、0番台のままのもう1両がDT13です。
モハ62形のうち1両には動力ユニットを組み込んでいます。
モハ62形のパンタグラフは、トミックスのPS13に取り換えています。
中間連結器は、KATOカプラーの密連形に換装し、貫通路には貫通幌を取り付けました。
2023年9月8日UP
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