惜別急行みよし



ここでは、2007年6月30日限りで、惜しまれつつも姿を消した、芸備線急行「みよし」の画像などを掲載いたします。



812D「みよし2号」 西三次〜志和地 2007年6月1日撮影
緑豊な山間部の江の川の鉄橋を渡っていました。





813D「みよし3号」 西三次〜志和地 2007年6月1日撮影
ディーゼル音を響かせながら、山間を流れる江の川の鉄橋の上を通過しました。



ここにある画像は、すべて銀塩カメラ(機種は、ミノルタα707-si)で撮影して、CDフォト化したものです。


急行「みよし」は、1985年(昭和60年)に、急行「ちどり」のうち、1往復を、三次〜広島に区間短縮して、誕生しました。
運転開始当初は、1往復のみでしたが、1990年(平成2年)のダイヤ改正では、2往復に増発されました。
それからしばらく、芸備線の急行列車は、「ちどり」「たいしゃく」が各1往復ずつ、「みよし」が2往復の体制で維持してきました。
しかし、2002年(平成14年)のダイヤ改正で、「ちどり」「たいしゃく」は、運転区間を三次〜広島に短縮の上、「みよし」に統合される形で、姿を消しました。
同時に、「みよし」は、4往復体制となり、芸備線の急行運転区間は、三次以西のみとなりました。
しばらく、その体制で維持してきましたが、利用率の低下、車両の老朽化に加えて、料金のかからない快速の増発を望む声が高まり、2007年(平成19年)6月30日限りで、惜しまれつつも、22年の活躍に幕を降ろしました。
それにより、芸備線からは、急行列車は、完全に姿を消しました。



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