惜別姫路市営バス



ここでは、2010年3月26日限りで、姿を消した姫路市営バスの画像を掲載します。




市営バスのメインターミナルの姫路駅前の乗り場には、次々とバスが入ってきました。




バス乗り場を発車したバスは、Uターンして、目的地へ向かっていきました。




姫路港行きのバスが入ってきました。










方面別に3つの乗り場がありました。






市営バスの車内です。






姫路港の停留所に、姫路駅行きのバスが停車していました。




姫路港のバス停標識です。




日出町車庫行きの降り場の標識です。降車専用場所ですが、「のりば」と表記されていました。




日出町車庫発のバスの乗り場です。グレードの高い(?)標識が使われていました。画像は、企業局化後に撮影したものですが、表記は交通局のままでした。




市営バスの営業所です。



撮影年月日 すべて2010年2月25日
撮影機材 ミノルタα707-si


姫路市では、戦後の混乱期に、市内の民間事業者のバスがストライキなどで麻痺した経験から、1946年(昭和21年)12月に、姫路市によるバスが営業運転を開始されました。
その後も路線拡充を続け、市民の足として、親しまれるようになりました。
しかし、モータリゼーションの進捗による利用者の減少などから、他の公営バス事業者でも顕在化していた赤字体質が問題化していきました。
それからは、民間事業者の神姫バスと運行路線の交換など、経営効率の向上を図り、合理化をすすめていきました。
2005年(平成17年)には、姫路市交通事業経営健全化計画が策定され、市営交通事業の見直しが始まりました。
同年の3月31日には、貸切バス事業が廃止されました。
2007年(平成19年)7月1日には、水道局と組織統合により、姫路市交通局から姫路市企業局交通事業部に名称が変更されました。
2008年(平成20年)、姫路市営バスの全路線を、2ヵ年かけて民間事業者に移譲し、バス事業を廃止することが発表されました。
そして、2009年(平成21年)3月、2010年(平成22年)3月の2段階に分けて、市営バスの全路線が、神姫バスに移譲されました。
それにより、姫路市営バスは、2010年3月26日、64年弱の活躍に終止符を打ちました。



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